NARUTOやテニスの王子様、FFシリーズやオリジナルのssを中心にしつつ日々の日記を載せるところです。
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短編小説更新です。(管理人が連載ネタを紛失してしまったので)
連載のナルトたちとはまた違います。 今回のスレはナルトの上司のシカマルと、敬語ナルト(シカマル限定)、シカマルを上司と認めていない サスケ、キバ、ネジ、シノ、サクラ(サクラはナルトとヒナタ至上主義のため)そしてそんな5人を面白そうに見ている ヒナタと、いの、チョウジの三人。 設定はこんなものです。 あの人が切れます。 あの人が誰なのか気になる方は続きをどうぞ。 部下なナルトがいや!と、いう方は見なかったことにしてください。 『どうすんだよ、おい!」 森が夕焼けに染まるころ、沈黙に耐え切れなくなったのか、キバがギャーギャーと騒ぎはじめた。 サスケ、シノ、ネジは、ただ黙ってキバを見る。 そんな4人の視線の先には、意識を失いぐったりと倒れたシカマルの姿が・・・。 任務の帰り突然ぱったりと倒れてしまったのだ。 つい、今の今までいつもと変わらなかった存在に、こうして急に意識を失われてしまっては、 普段無口な(キバはそうとはいえない)人間であろうと多少は慌てる。 まぁ、この3人は間違っても表情なんて出ないだろうが・・・。(何気にひどい) シノが、シカマルの口と鼻のそばに手の甲を近づける。 「・・・・・・・・呼吸はしている。どうやら、気を失っているだけのようだ。」 シノの言葉に、キバが胸をなでおろす。 他の二人は表情には出ていないものの、安心しているらしかった。 「にしてもよ、シカマルが気を失うって、ドンダケだよ」 キバの言葉に無表情な3人が、眉をしかめる。 確かに、シカマルが気を失うのはいささかありえないのだ。 あのナルトですら尊敬の眼差しをする、誰もが恐れる暗部総隊長のシカマルが・・・。 ヒナタですらシカマルにはかなわないという・・・。 あの、完全無欠敵なし人間のシカマルが・・・。 「おい、それより、どうするんだ?」 サスケがこのままでは収拾が付かないと思ったのか、こう切り出した。 「本家に運ばないといけないだろ?」 サスケの言葉を理解できなかったキバがネジの言葉に”ああ・・・”と言って納得する。 「お前がやれよ・・・」 「何で俺が・・・」 サスケとキバがそんな言い争いを始めた。 どうやら、シカマルを担いで本家に行くことが嫌らしい。 「・・・・・・・・」 シノは腕を組んだまま動こうとしない。 シカマルではないが、動くのがめんどくさいらしい・・・。 ネジはと言うと・・・・ 「これがヒナタ様であったら・・・。そもそも何故野郎を担いで運ばねばならないんだ・・・。 これが、コレがヒナタさまであったなら・・・俺は喜んで運んでいたのに・・・。 ヒナタ様で・・・ヒナ・・・・」 自分の世界にトリップしていた。 そんなネジを見て、サスケたちはネジから離れた。 そんなことに気づかず、ネジの妄想はなおも続く。 しまいには 「何が悲しくて野郎を運べねばならんのだ~!!!」 と、叫びだす始末・・・。 そんなネジを見ていると。 「あんたたち情けないわね」 別の任務帰りなのだろう、サクラが暗部姿でやってきた。 「さ、サクラ・・・・・」 「こ、これは、その・・・・」 思わぬ人物の登場にサスケとキバの表情が強張る。 なんせ、サクラの顔は、今までに無いほど冷酷な顔をして目の前に現れたのだから。 「ネジさんの叫び声が聞こえてやってきたけど、どうもネジさんにかまってる暇ないみたいね。」 サクラはネジを見てふっとわらった。 びくっと震える二人を無視して、サクラは倒れているシカマルのほうへ歩み寄った。 「疲労がたまったのかしら?こんなとこより早く本家に連れて行かなきゃ」 サクラが一人で何かを言っていると、ふと、くるりとサスケたちのほうに振り返った。 ニッコリと、恐ろしいまでの笑みを浮かべる同僚の少女に、今まで暴走していたネジも ぴたりと動きを止めた。 「おいでください。ナルト様・・・」 その瞬間一陣の風が吹いた。 まるで3人の死刑宣告のように・・・。 「足止めご苦労。サクラ」 恐る恐るサスケたちが目を開けると、ソコには・・・・ まるで天女のごとき笑みを浮かべるナルトの姿があった。 「な、な、なナル・・・ト」 「サスケ、コレはなんです?何故、シカマル様が倒れていらっしゃるのですか?」 「ナルトっ・・・」 ヤバイ、とサスケはあせった。 普段、ナルトはシカマル相手でなければ敬語は使わない。 そのナルトが自分たちに対して敬語を使っている・・・。 あくまで口元は笑っているが、その目は明らかに笑っていなかった。 「どうしたナルト、敬語なんて使ってよ。おまけにシカマル様って、馬鹿じゃね~?こいつごときに様なんて付けなくていいじゃね~かw」 ((馬鹿!やめろキバ!!!)) サスケはキバの口を慌ててふさいだ。 ネジは顔が真っ青だ。 が・・・・・・・・ 「ごときに、ですと?いつも任務中赤丸に気をとられてシカマル様の足を引っ張っているあなたごときにそういわれたくは無いのですが?」 ニッコリと、笑いながら答えるナルト。 しかし、これはもうどうしようもなく怒っているのが丸分かりだ。 あふれんばかりの殺気にサスケとネジがおびえながらも、今にもナルトに殴りかかろうとしているキバを 必死に止めている。 「離せ!!俺は赤丸を貶すやつに黙ってられね~んだ!!大体、俺より弱い馬鹿ナルトにこんなこと言われてたまるか!!!」 キバはナルトの真の強さを知らない。 知っていたらこんな恐ろしいことは言えないだろう。 と、不意に殺気がキバに向けられた。 ビクッとキバは震えながら殺気の流れている先を見た。 「キバ、お前、私の尊敬するナルト様を貶したわね?」 こちらもあふれんばかりの笑みを浮かべる。 「あ、いや・・・え・・・・」 「ナルト様がアンタより弱いですって?ふざけんのも大概にしなさいよ!大体ナルト様は暗部総副隊長を5歳より勤めているお方よ!!!たかが一暗部のアンタに負けるわけ無いじゃない!!!」 なおも鋭さを増す殺気に、3人は冷や汗をだらだらと流す。 そんなサクラを止めたのは、意外にもナルトだった。 「サクラ、そんなに怒らないで。あなたは優しい子ですね」 「ナルト様!!!」 ナルトにそういわれた瞬間、先ほどまであった殺気が一瞬で消え、サクラはうれしそうにナルトをみる。 「アトは私が・・・」 開放されると思っていた3人に残酷な一言。 サクラはその言葉にうなずきシカマルの治療を始めた。 そのそばではシノがサクラの手伝いをしている。 いつのまに!!! 3人はそう思いながら、サクラとは比べ物にならないほどの殺気を前に気を失った。 「もう終わりですが。あっけない」 ナルトはそう呟くと、サクラたちとともに本家へと消えた。 「ど、どうしたの!?」 3人は修行に訪れたヒナタに見つけられるまで放置されていたとか。 そして、3人は誓ったのだ。 二度とサクラの目の前でナルトを貶さないこと、そして、ナルトの目の前でシカマルを貶さないことを・・・。 そんなナルトを従わせるシカマルに逆らわないことを・・・。 余談だが、急に従順になった3人を不思議に思ったシカマルがいたとかいなかったとか。 そんな3人をみて、あざ笑っている人物がいたとかいなかったとか。 そんなこんなで、木の葉はいつもと変わらず平和であった。 あとがき 長っ!!!いつも書いてる小説に比べてめっさ長!!!(気合入れてないから) 途中前編と後編に分けようと思ったのですが、どこで分けていいのか分からず、結局そのままに・・・>< え~。ネジファンの方すいません!!!私の中のネジはヒナタ馬鹿なんです!!(ネジヒナ好き) ちなみにこれ、微妙なつながりを見せる続編があります。そのときにヒナタ最後のほうしか出せなかったのでちゃんと出せたらな、と。いのやチョウジぜんぜんだせなかったので今後出したいと思います。(あくまで次回出すとはいえない)ちなみに、シノがあんまり出てこなかったのは、ナルトを呼びに本家まで行っていたからです。今後とも、お付き合いくださいますよう、よろしくお願いします。 PR ![]() ![]() |
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